2020/07/16 21:03

房州うちわの材料は、千葉県南部の南房総地域で採取した「女竹」(めだけ)。


女竹を半日から一日くらい水につけて柔らかくして、内側の肉をそぎ取り、竹を細かく割いていきます。割いた骨の数は竹の太さによって40〜70本程度。

この骨の厚さが、うちわを扇いだ時のしなり具合と風のしなやかさを左右する大きな要素です。大きなうちわなのに骨が薄いとヘロヘロだし、小さいうちわで厚いとガチガチに。